ICT(情報通信技術)を活用し、工事の進捗を見える化する取り組みが進んでいる。部材の製造や出荷から施工までの状況をシステム上で管理・共有し、複数の工種が交錯するマンションの施工現場でのトラブルを防ぐ。

 届いた資材の数が足りない、搬入時期が重なって現場に置き場が無くなる、前の工種の作業が終わっていない──。現場で起こりがちなこうしたトラブルの対応手間を無くそうと、長谷工コーポレーションは、RFID(非接触電子タグ)を活用した部材管理システムの構築を進めている。

 マンションの施工に使用する部材にRFIDを取り付け、工場での製造・出荷から現場での荷卸し、間配り(棟内各戸への分配)、施工完了までの一連の工程をクラウドデータベース上で一元管理するものだ〔図1〕。

〔図1〕部材情報をクラウド上で一元管理
長谷工コーポレーションが開発するシステムの概念図。RFIDを活用し、部材情報をクラウドデータベース上で一元管理する。最終的には、保守などの入居者向けサービスにも展開し、サプライチェーン全体のトレーサビリティーを実現させる考えだ(資料・写真:長谷工コーポレーション)
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