閉じる

お知らせ

フォーカス建築

日経アーキテクチュア

目次

  • 片流れ屋根連ね多様な居場所

    近江地方の商家をプランのヒントに
    発注:多賀町 設計:大西麻貴+百田有希/o+h 施工:桑原組

     人口約7000人の滋賀県多賀町に、24の片流れ屋根が集落のように連なる中央公民館が開館した。家族以外の奉公人も同居する近江地方の商家を参考に、公民館の複数の機能を各屋根の下に収めた。

  • 参拝者を迎える木の広場

    位牌堂を地下に収め、通路を広場として拡張
    発注:宗教法人竹林寺 設計:堀部安嗣建築設計事務所 施工:北村商事

     高知の古刹、五台山竹林寺の本坊・庫裏が建て替えられ、参拝者が最初に目にする寺の顔が一新した。様々な制約があったが、通路兼広場を中心に配置し、開かれた寺のたたずまいを実現した。

  • 三角プランでにぎわい集約

    1000人規模のホール頭上に図書館を浮かべる
    発注:学校法人追手門学院 設計:三菱地所設計 施工:竹中工務店

     平面が正三角形の大型大学校舎が完成した。約3600人が学ぶ建物を分棟化せず、1棟に収めた。建物中心には、「知の拠点」を象徴する図書館が浮かぶ。学生のにぎわいが集約され、活気にあふれていた。

  • 住民呼び込む「街の縁側」

    高齢化で公共施設も健康づくりに転換
    発注:横浜市 設計:小泉アトリエ 施工:松尾工務店・小俣組・土志田建設JV(建築)

     日雇い労働者の街として知られる横浜・寿地区に新しい福祉施設が完成した。高齢化率が6割に迫る住民の健康意識を高め、これまで関係の薄かった地区外との交流も目指す。

  • 深い軒が囲む裏のない庁舎

    将来の変化を織り込んだ柔軟なワンルーム空間
    発注:山元町 設計:シーラカンスアンドアソシエイツ 施工:加賀田組

     宮城県山元町に、東日本大震災の復興の節目となる新しい役場が完成。この5月から業務を開始した。設計者は、町民や職員と議論を重ね、建物に裏表がなく柔軟に運用できる一室の大空間をつくった。

  • RCとレンガで新旧を対比

    築90年のアパートを美術館にコンバージョン
    発注:CFAB(Fred Eychaner, Daniel J Whittaker) 建築設計:安藤忠雄建築研究所  施工:Norcon

     安藤忠雄氏が1990年代に設計したシカゴの住宅の隣地に、レンガ壁の美術館がオープンした。住宅の建て主が築90年のレンガ造のアパートの改修設計を安藤氏に依頼。同氏は新旧の対比で応えた。

  • 無数の穴で西向きを克服

    熱負荷や採光、通風、視線をトータルで制御
    発注:カンダホールディングス  設計・施工:竹中工務店

     東京の都心に、真っ白な外装材が印象的な西向きの中規模オフィスビルが完成した。四角い穴が無数に開いたこのファサードは、熱負荷や採光、通風、視線を計算し尽くしたものだ。

  • 3段の大屋根で街と一体化

    観光客増加に対応する機能と規模で建て替え
    発注:西日本旅客鉄道 デザイン監修:アトリエ・ワン 設計:西日本旅客鉄道、ジェイアール西日本コンサルタンツ 施工:広成建設

     年間約680万人の観光客が訪れる広島県尾道市の玄関口、JR山陽本線尾道駅の駅舎が生まれ変わった。3段構成の大屋根や、開放的な眺望デッキを設けて尾道の街につながる駅舎とした。

  • 2つの顔で東西をつなぐ

    長さ270mの敷地に連なる山並みのような3棟
    発注:南山人壽保險 設計:三菱地所設計、瀚亞國際設計 施工:互助營造

     観光の名所「台北101」の東隣に、日本の三菱地所設計が設計を手掛けた大型複合施設が開業した。高さ272mの高層棟を中心に、東西に2つの棟を配置。長さ270mの敷地を連峰のように連続させた。

  • 線路をまたぐ無柱大空間

    V字柱と斜材で最大のオフィス面積確保
    発注:西武鉄道 事業代行 西武プロパティーズ 設計:日建設計 施工:大林組・西武建設JV

     線路をまたぎ、列車のダイヤグラム(運行図)を思わせる外観は、意匠優先で生まれたものではない。足元のV字柱で平面を支え、斜材で水平力を負担することで、オフィスの有効面積を最大限に確保した。

  • 水盤上に浮く円弧状の客室

    都市型の最上級リゾート施設がオープン
    発注:リゾートトラスト 設計:安井建築設計事務所 施工:鹿島

     都心から1時間程度という利便性の高い立地で、完全会員制のリゾート施設がオープンした。最上級のくつろぎを提供する館内では、どこにいても海や水を意識させる空間が広がる。

  • うねる屋根で丘と一体化

    リング状スラブとガラスが取り巻く一室空間
    発注:学校法人塚本学院 設計:妹島和世建築設計事務所 施工:大成建設(建築)

     大阪芸術大学に、2017年に新設されたアートサイエンス学科の新校舎が完成した。屋外とのつながりを重視し、誰でも出入り自由な吹き抜けのワンルーム空間を中心に据える。

  • 伝統の縦じまで親しみやすく

    JIAの支援で「これからの弁護士像」伝える場に
    発注:福岡県弁護士会  設計:古森弘一建築設計事務所  施工:奥村組

     日本建築家協会(JIA)九州支部のサポートで設計者を選定した福岡県弁護士会館が2月に開館した。地元の織物柄をモチーフに、ステンレスやテキスタイルなどの素材を用いて、親しみやすい空間をつくった

  • 吉野スギと土壁で内外を連続

    地域の文化や技術を仕上げで伝えるホテル
    発注:吉田屋旅館 設計:芦澤竜一建築設計事務所 施工:渋谷

     建物から奈良の歴史や文化、自然を感じてもらうことを意図したホテルだ。奈良の町家の空間構成を継承・発展させたプランの随所に、地域の材料や技術を活用している。

  • スラブのずれで多機能融合

    大手と若手の設計で「過去にない複合」目指す
    発注:須賀川市 設計:石本建築事務所、畝森泰行建築設計事務所 施工:三井住友建設・三柏工業JV

     被災した公共施設の跡地に複合施設が開館した。元の市民交流などの機能に、図書館や公民館を加え、複数の機能を吹き抜けで融合した内部構成や外部テラスによって、街の活性化を目指す。

  • 階高抑えてにぎわい見せる

    市民活動軸に駅周辺を活性化する起爆剤に
    発注: 延岡市 設計: 乾久美子建築設計事務所 施工: 上田工業・児玉建設・朋幸産業・久米建設JV

     市民活動を軸に、本屋やカフェなどの機能を盛り込んだ複合公共施設がJR延岡駅前に誕生した。1階の階高を抑えることで、2階まで一体でにぎわいの様子を外から見えやすくしている。

  • 自動車になじむ丘の建築

    “道”で覆われたトンネル空間でイメージ一変
    発注:トヨタカローラ新大阪 設計・施工:竹中工務店

     自動車に対するニーズが変化するなか、アウトドア店とのコラボレーションを試みた自動車販売店が現れた。地域のランドマークにもなる丘のような外観と、トンネルのような木質空間で新たな顧客の獲得に挑む。

  • 台地に円弧を埋め込む

    20mの高低差利用した吹き抜けを壁面書架で囲む
    発注:九州大学 設計:九州大学、石本建築事務所 施工:戸田建設

     九州大学の伊都(いと)キャンパス移転最終段階の目玉として中央図書館がオープンした。20mの高低差に建物を埋め込む形で配置。4層吹き抜けの空間を壁面書架が囲む。

  • 木に包まれた店を街に開く

    ヒノキ小幅板の精度にこだわり柔らかな空間を演出
    発注:一五 設計:内藤廣建築設計事務所 施工:鹿島

    3年間、建て替えのため休業していた「とらや 赤坂店」が再オープンした。ガラスのカーテンウオールを通して、ヒノキの小幅板をふんだんに使った店内の様子が街に伝わってくる。

  • 街の玄関と居間の役割担う

    重層するコンクリート板で風雨にさらされた崖を表現
    発注:ダンディー市 設計:隈研吾建築都市設計事務所 施工:BAM Construct UK

     かつては造船や貿易で栄えた街、英国ダンディー市。隈研吾氏の英国初のプロジェクトとなる美術館が誕生した。街と川をつなぎつつ、「玄関口」としての存在感や、人々が安らぐ「居間」のような空間を実現した。

日経 xTECH SPECIAL

What's New!

建築・住宅

もっと見る