大東建託は東京都江東区東雲に、賃貸住宅のオーナーが同社の技術を体感できる施設「ROOFLAG(ルーフラッグ)賃貸住宅未来展示場」を建設している。

 直交集成板(CLT)を梁に用いた全長60mに達する三角形の大屋根が特徴だ〔図1〕。国産のスギを約500m3も使う。壁や床に使うことが多いCLTを梁に使うのは、常設の大規模建築物では国内初とみられる。

〔図1〕CLTの大屋根を架ける大東建託の展示場
CLTの屋根を架けるのは展示棟のエントランスアトリウム。最大スパン60mの吹き抜け空間とした。「ROOFLAG賃貸住宅未来展示場」の建築面積は1793m2、延べ面積は4381m2。総事業費は約90億円。「ROOF(屋根)」と「FLAG(旗印)」を組み合わせて命名した(資料:マウントフジアーキテクツスタジオ)
[画像のクリックで拡大表示]

 建物は、セミナーも開催できる展示棟と、住宅の住み心地を体感できるモデル棟から成る〔図2〕。設計者はマウントフジアーキテクツスタジオ(東京都渋谷区)、施工者は東急建設。竣工は2020年2月の予定だ。

〔図2〕前面道路沿いにアトリウムを配置
「ROOFLAG賃貸住宅未来展示場」の展示棟の1階平面図(資料:マウントフジアーキテクツスタジオ)
[画像のクリックで拡大表示]

 大東建託は19年3月にCLT実大検証棟を建設するなど、CLTの普及に意欲的だ。同社商品開発部企画課の春日正太郎課長は「展示場を当社のシンボルにしたい」と話す。

この先は有料会員の登録が必要です。「日経アーキテクチュア」定期購読者もログインしてお読みいただけます。今なら有料会員(月額プラン)が12月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら