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日経アーキテクチュア

目次

  • 世界初の竜巻実験装置

    風に乗った竜巻も再現可能、大林組が技研に導入

     大林組は、竜巻やダウンバーストによる突風が構造物に与える影響を測定する「マルチファン型非定常気流風洞装置」を世界で初めて導入した。一般的な風洞装置のように建物の側面に向けて風を吹かせるだけでなく、竜巻も併せて再現可能。風に乗って竜巻が移動する現象も再現できる。同社技術研究所の環境工学実験棟に設けた…

  • AIで建築設備が「成長」する

    竹中工務店とHEROZが開発、空調や照明を自動制御

     竹中工務店と将棋AIで有名なHEROZ(ヒーローズ)(東京都港区)は共同で、人工知能(AI)を用いて空調や照明などのビル設備を自動で制御するシステム「Archiphilia Engine(アーキフィリアエンジン)」を開発した。

  • 墨出し作業を自動化する「格安ロボ」

    竹中工務店が開発、200万円ほどで提供

     竹中工務店は、墨出し作業を自動でこなすロボットを開発した。これまで職人が担っていた墨出しを、夜間にロボットに任せて現場の生産性を高める。国内外の建設会社が開発した墨出しロボットよりも価格を大幅に抑えて普及を図る。同社は建設機械のレンタル会社を通じてロボットを提供する予定だ。

  • 東京23区の浸水被害を即時予測

    豪雨時に20分後までの被害を予測、地下からの避難に活用

     早稲田大学と東京大学、リモート・センシング技術センター(東京都港区)は共同で、豪雨による東京23区内の浸水被害をリアルタイムで予測するシステムを開発した。20分後までの浸水範囲や深さを地図上に色分けして示し、時系列で見られるようにする。情報はインターネット上で即時に提供する。

  • 国内最大径の「突起付き杭」

    300m級超高層への適用目指し大成建設が開発

     大成建設とシステム計測(東京都墨田区)は共同で、300m級の超高層建築物向け場所打ちコンクリート杭工法「T-EAGLE(ティー・イーグル)杭工法」を開発した。杭の中間部と底部に拡径部(突起)を設けて鉛直支持力を高め、掘削土量の削減や工期短縮を図る。

  • 窓からの風景に映像を重ねる

    窓ガラスに透明ディスプレーを組み込む技術をAGCが開発

     AGCは5月15日、窓ガラスを通じて見える風景に、文字などの情報を重ねて表示する技術を開発したと発表した。

  • CLTパネルで長大な無柱空間を実現

    国内製造できる最大サイズに対応、大成建設が開発

     直交集成板(CLT)の活用の幅を広げる動きが盛んだ。大成建設は、CLTパネル3枚を組み合わせた門形架構をつないで長大な無柱空間を実現する構造システムを開発した。国内で製造可能な最大サイズのCLTパネル(幅約3m×長さ約12m)に対応する。CLTならではの建築空間を売りに普及を目指す。

  • 空間の好きな場所に「音を置く」

    音響設計を劇的に変えるソニーのサウンドVR

     ソニーが「音のVR(仮想現実)」の拡販に本腰を入れ始めた。音のVRとは、複数のスピーカーを使って未知の音響体験ができる技術だ。

  • 1時間で応急仮設住宅の配置を自動作成

    入力は敷地境界線のみ、熊本大学准教授が開発

     災害発生後、被災者に1日でも早く住居を提供することを目的とした応急仮設住宅。熊本大学先端科学研究部の大西康伸准教授は、応急仮設住宅団地の配置計画を自動作成するプログラムを開発した。大和ハウスグループと協力して検証した結果、約1時間で配置計画案を作成できると分かった。2019年度から試用を進め、21…

  • CLTの床でもRC造並みの遮音性

    大成建設が開発、ホテルや集合住宅に提案

     大成建設は、直交集成板(CLT)を用いた木造躯体床(以下、CLT床)の遮音性を高める乾式工法「T-WOOD Silent Floor(ティーウッド・サイレント・フロア)」を開発した。乾式工法で、コンクリート床と同等の遮音性を達成した。木造の普及が進む中、高い遮音性が求められるホテルや集合住宅などに…

  • RC造の超高層にも使えるTMD

    ダンパーの減衰係数を切り替えて固有周期の変化に対応

     鹿島は、鉄筋コンクリート(RC)造や鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造の超高層建築物などでも制振効果を発揮するセミアクティブ制御式のTMD(チューンド・マス・ダンパー)を開発した〔図1〕。地震などの影響で建物の固有周期が長くなった場合でも、150Wの消費電力でTMDの設定を調整できる。新築・既築を問…

  • 「人工クモの糸」が建築材料に?

    三井住友建設がベンチャー企業のSpiberとタッグ

     三井住友建設は2019年3月25日、「人工クモの糸」の開発で有名なベンチャー企業のSpiber(スパイバー)(山形県鶴岡市)と共同で、建設分野向けの新素材開発に取り組むと発表した。三井住友建設によると、Spiberの独自技術で生産する「構造タンパク質」を建設分野向けの素材に適用する試みは初めてだ

  • 「測り忘れ」を撲滅するスマホ型計測機器

    ライカジオシステムズの注目製品がついに日本上陸

     測量・計測機器メーカーのライカジオシステムズ(東京都港区)は2019年3月から、写真を撮るだけで対象物の寸法をミリ単位で測定できるスマートフォン型の計測機器「Leica BLK3D」を日本市場に投入し始めた。

  • 鋼材で型枠やあばら筋を代替

    竹中工務店などが新型小梁を開発

     竹中工務店とJFEスチール、JFE建材は共同で、頂部が開いた鋼材「ハット形鋼」にコンクリートを打ち込んでつくるハイブリッド部材「ハット形鋼SC梁」を開発した。主に小梁への適用を想定。型枠工事や配筋工事を省くことで生産性を高められる。3社は日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得。2件の特許を出願…

  • フルハーネスのフック掛け忘れに警告

    富士通九州システムズが墜落・転落低減に向けてICT化

     富士通九州システムズ(福岡市)は、高所作業中の墜落制止用器具の適切な使用状況を、ICT(情報通信技術)を使ってリアルタイムで管理する「スマート安全帯ソリューション」を開発した。フルハーネス型の墜落制止用器具を使用する際にフックの掛け忘れや掛け漏れなどを、スマートフォンを携帯させた作業員に警告・危険…

  • 「ペンシルビル」の揺れを半減

    鹿島が超高層向けのTMD制振装置を改良

     鹿島は、高さ30~60m程度のビル向けにコンパクト化したTMD(チューンド・マス・ダンパー)制振装置「D3SKY-c(ディー・スカイ・シー)」を開発した。最上階や屋上に設置し、建物全体の揺れ方を制御するもので、超高層向けの大型の制振装置「D3SKY」を改良。コンパクト化したうえで、制御に欠かせない…

  • 鉄筋結束箇所の9割をロボが肩代わり

    完全自動化は目指さず、機能絞り価格抑える

     建設工事の省力化工法の開発コンサルティングなどを手掛けるEMO(香川県三木町)と設備機器の製造を得意とするサンエス(広島県福山市)は共同で、鉄筋の上を走行しながら自動で結束をこなすロボット「トモロボ」を開発した。機能を絞って、販売価格を大幅に抑えた。

  • 「新国立」の大屋根支える仮設支保工

    タワークレーンの支柱を活用、大成建設が開発

     2020年東京五輪に向け、急ピッチで工事が進む新国立競技場。同現場の山場となる屋根鉄骨の架設工事では、工期短縮やコスト削減を考慮した新技術が採用された。大成建設が開発した仮設支保工「T-CAPS(ティーキャップス)」だ。従来の仮設支保工と比べ、組み立てと解体にかかる日数は5日間程度、コストは最大7…

  • スマホ使ったVRで完成後の光を体験

    竹中工務店などが「明るさ感」の確認ツールを開発

     竹中工務店とビジュアル・テクノロジー研究所(東京・世田谷)は共同で、空間内の明るさを設計段階で現実の感覚に近づけて確認できる「視環境設計支援ツール」を開発した。

  • 発破を使って一瞬で杭頭処理

    鹿島が場所打ち杭の新設で騒音を抑えた工法開発

     鹿島は、場所打ち杭の新設時に余分に打ち上げる余盛り部分を小さな発破で取り除く「カット&クラッシュ工法」を開発し、施工中のプロジェクトに初めて適用した。従来のブレーカーを用いた除去作業と比べて騒音の発生が大幅に抑えられる。作業工程も2割以上減らせたという。

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