東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は7月22日、完成間近の有明体操競技場の内部を報道陣に初めて公開した〔写真1〕。

〔写真1〕世界最大級の木造梁
有明体操競技場の競技エリア内部。世界最大級の木造のアーチ梁が連続する。天井高さは最大で約30m。木製の観客席は大会後に全て撤去し、東京都が展示場として活用する予定だ(写真:日経アーキテクチュア)
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 競技エリアに入ると、木の香りが漂い、アーチ状の梁が目に飛び込んでくる。世界最大級となる約90mスパンの木造梁だ。中央部の張弦梁と両サイドの片持ちトラスから成る「複合式木質張弦梁構造」を採用し、リフトアップ工法で施工した〔写真2〕。約1万2000席の観客席には国産のスギ材を使用しており、木に包まれたような空間を生み出している。

〔写真2〕リフトアップ工法を採用
木造梁のリフトアップ時の様子。地組みした張弦梁のユニットを5回に分けて油圧ジャッキで引き上げた。撮影は2018年11月(写真:日経アーキテクチュア)
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