AIS総合設計(宇都宮市)の前身の荒井設計が設計を手掛けた守谷中学校(茨城県守谷市)の校舎の屋根が、建築基準法で定める日影規制に違反していると6月13日に守谷市教育委員会が発表した〔写真1〕。校舎は2005年4月に完成したもので、日影図の作製の際に、屋根の高さを誤って入力していた。建築確認、完了検査は特定行政庁の茨城県が担当した。

〔写真1〕〔写真1〕完成から14年たって発覚
日影規制に適合していなかった守谷中学校。2005年完成。勾配屋根で最高高さ約15.2m。3階教室の採光を目的に設置したハイサイドライトが違反であるため屋根形状を変更する(資料:守谷市)
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 同社は日本建築士事務所協会連合会の佐々木宏幸会長が代表を務める事務所だ。同社技術管理部の関谷典浩エグゼクティブディレクターは日経アーキテクチュアの取材に対し、「現在は国際標準化機構(ISO)の規格に基づいたチェック体制を整備している。考えられないミスだ」と話す。

 今回の問題は、生徒数の増加に伴い校舎の増築を検討していた守谷市が同社に相談し、19年1月に現地調査を実施したことで明らかになった。

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