レオパレス21の施工不備を巡る問題で、外部調査委員会が最終報告書を発表した。ワンマン体制や、法令順守の意識が低い実態などが露呈。経営陣は一斉退任した。建築確認・検査制度の本質が問われている。

 「企業風土の改革には、体制の刷新が一番必要と判断した」。レオパレス21は5月29日に会見を開き、創業家一族で社長を務めていた深山英世氏を含む社内取締役7人の退任を発表した〔写真1〕。新社長には、取締役常務執行役員だった宮尾文也氏が、同月30日付で就任。冒頭の言葉は、経営陣交代の理由について宮尾氏が述べたものだ。退任した深山英世氏は、相談役に就く予定だ。

〔写真1〕社内取締役7人が退任
5月29日、レオパレス21が会見を開いた。左から順に、取締役常務執行役員(会見時、以下同)の宮尾文也氏、代表取締役社長の深山英世氏、施工不備問題緊急対策本部責任者の蘆田茂氏、同部副責任者の平坂弘幸氏。深山氏は、「報告書はその通りだと思う。だが、自分の思いは若干違う」と弁明した(写真:日経アーキテクチュア)
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