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ニュース クローズアップ

日経アーキテクチュア

目次

  • 「受注優先」が招いた免震偽装

    KYBと川金HDがダンパー不正で調査報告

     免震・制振ダンパーの検査データ改ざん問題で、KYBの外部調査委員会は調査報告書をまとめた。「技術力や生産能力を超えた受注ありきの工場運営が成されていた」と、報告書で断じた。なぜ不正は20年近くも続いたのか。

  • レオパレス、法令違反が常態化

    新たに1324棟で施工不備、耐火性能を満たさぬ物件も

     レオパレス21の共同住宅1324棟で、建築基準法違反の疑いがある不備が新たに発覚した。一部は耐火性能を満たしていない。同社は、作業効率の向上を狙った素材変更や、設計図書上の表記の不統一が原因としている。

  • 世界最大の試験体が宙に浮く

    「基礎滑り構法」、実大振動実験で効果確認

     地面と建物の縁を切り、大地震の時だけ足元が滑って地震力をかわす「基礎滑り構法」の開発が進んでいる。安価に継続使用性を高める試みだ。世界最大規模の試験体を加振する公開実験で、その減災効果が確認された。

  • KYB免震偽装で新たな手口

    「原点調整」で改ざん、不正ダンパーの出荷先は138件増

     免震・制振ダンパーの検査データ改ざん問題で、KYBは2018年12月19日、新たな手口による改ざんが判明したと発表した。大臣認定不適合などの疑いがある不正ダンパーの出荷先は138件増え、1102件となった。

  • オークラロビーを徹底再現

    音や光も実測、谷口吉郎の空気感をデータ化

     2019年9月の開業を目指して工事が進むホテルオークラ東京の新本館では、谷口吉郎氏が設計した旧本館ロビーを精緻に再現する試みに取り組んでいる。ポイントは音や光など、「空間で感じる心地よさ」のデータ化だ。

  • ロボット施工「完成度4割」

    「シミズ・スマート・サイト」本番へ、現場作業で課題も

     「シミズ・スマート・サイト」の初適用現場が公開された。核となるロボットの完成度は約4割。「本番」を迎えたのは実質、搬送ロボットのみにとどまった。残りの2種は、現場での「試運転」で課題を抽出し、実用化を急ぐ。

  • 大阪万博決定、期待は「IR」

    注目集まるベイエリア、関西経済の起爆剤となるか

     2025年国際博覧会(万博)の開催地が大阪・夢洲(ゆめしま)に決定した。万博関連の需要増に加え、IR(カジノを含む統合型リゾート)も実現できれば相乗効果が見込める。大阪経済の起爆剤となるか、注目が集まる。

  • 「最短最速」目指す五輪現場

    工期短縮の技を詰め込んだ「有明体操競技場」初公開

     五輪に向けて新築するアリーナの中で最も遅く着工し、最も早く竣工するのが有明体操競技場だ。工期短縮を図りながら、「世界最大級」の木造梁によって新たな木の活用手法を示す。“常識破り”の施工計画を盛り込んだ。

  • 改ざん示す「検査記録表」

    KYB免震偽装の検証は手書きの証拠頼み

     建築界を再び揺るがしている免震偽装事件。KYB側がどのような証拠に基づいてオイルダンパーの性能データ改ざんを確認したかが判明した。検査員が低減係数を書き残した資料を、鳥取県が公表したのだ。

  • ブロック塀倒壊は「施工不良」

    大阪北部地震の死亡事故、「点検では見抜けず」と結論

     大阪北部地震でブロック塀が倒壊して女児が死亡した事故を巡り、大阪府高槻市の調査委員会が10月29日に報告書をまとめた。原因は施工不良や腐食。法定点検では見抜けず、点検と事故の因果関係はないとした。

  • パリ安藤展、熱視線の理由

    歴史遺産「ブース・デ・コマース」の転用工事が佳境

     パリのポンピドー・センターで、10月10日から安藤忠雄氏の展覧会が始まった。内覧会にはフランスの報道陣が殺到。パリの中心部で安藤氏が手掛ける歴史遺産の改修が、安藤建築への関心を高めている。

  • 「品川新駅」周辺開発の全貌

    都初の「国家戦略住宅整備事業」活用、駅前に外国人住居

     東京の国際競争力強化の一翼を担う「品川新駅」周辺の計画概要が明らかになった。外国人対応の住宅を整備し、東京都で初となる国家戦略住宅整備事業の活用を目指す。現・品川駅周辺の整備計画も具体化が進む。

  • 木造の軽さ生かして既存杭再利用

    4階建てRC造を6階建て木質混構造に変えて増床

     建て替えに当たって既存建物の杭を再利用、木造の軽さを生かして床面積を1.4倍に増やした建物が、東京都大田区で完成した。基礎杭は4階建て鉄筋コンクリート(RC)造が載っていた既存杭のみだ。

  • 北海道地震、液状化の脅威

    最大震度7の内陸直下型地震、建物倒壊も発生

     9月6日午前3時8分ごろ、未明の北海道を最大震度7の揺れが襲った。札幌市清田区では住宅団地で液状化現象が発生し、地盤面が1m以上陥没。震源近くの厚真(あつま)町では大規模な斜面崩壊によって集落が飲み込まれた。震度6強となったむかわ町などでは建物の倒壊も発生した。

  • 「界壁なし」でレオパレスを提訴

    岐阜市の建物所有者が約2000万円の損害賠償求める

     界壁のない集合住宅が見つかり、約3万8000棟を調査中のレオパレス21。岐阜市の物件所有者が補修費を約1800万円と試算し、岐阜地方裁判所に損害賠償を求めて提訴した。一連の問題による訴訟は全国初となる。

  • 猛暑をしのぐ緑化技術が集結

    東京五輪時の暑さ対策、国交省が15施設を公開テスト

     この夏、日本列島を連日の猛暑が襲った。2020年7月から8月にかけて開催される東京五輪でも期間中、選手や観客を守る暑さ対策が大きな課題だ。公共空間で暑さを和らげられる緑化技術の開発が官民一体で進む。

  • 断熱材引火で作業員5人死亡

    安藤ハザマ施工の免震ビル、完成目前で大規模火災

     完成目前の免震ビルが、突如、黒煙にのみ込まれた。7月26日に、東京都多摩市の建設現場で火災が発生し、作業に従事していた5人が死亡、42人が負傷した。断熱材のウレタンに引火したことが原因とみられる。

  • 65億円超過で契約解除

    釧路市が市立病院増築の設計JVを提訴へ

     病院設計を熟知しているはずの設計事務所が、5月に設計契約を解除された。北海道釧路市の市立病院建設を巡り、市と設計事務所が対立を深めている。両者は、積算方法や確定時期に対する認識が大きく異なっていた。

  • 西日本豪雨で死者200人

    平成最悪の被害、浸水・土砂災害が広域で多発

     西日本を中心に襲った記録的な豪雨は、各地で大規模な河川氾濫や土砂災害など甚大な被害をもたらした。警察庁の発表によると、7月12日午後1時45分時点で確認された死者は14府県で200人に達した。広島、岡山、愛媛の3県が特に多い。行方不明者は4県で21人。死者数は平成の豪雨災害で最悪だ。

  • 大阪北部地震

     6月18日午前7時58分ごろに最大震度6弱の大阪北部地震が発生した。地震の揺れは都心部を直撃。6月29日時点で犠牲者は死者4人、負傷者428人に上る。死者の多くは塀の倒壊や家具の転倒によるもので、その危険性が改めて顕在化した。現地を取材すると、民家の瓦や店舗のガラスが落下して散乱するなど非構造部材…

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