2018年の台風21号と19年の台風15号は、強風によって多くの住宅に被害をもたらした。ところが、建築基準法には木造住宅の耐風圧性能の規定はほとんどなく、飛来物対策の規定もない。住宅の耐風圧性能が十分なのか分からない状況だ。そこで、日経ホームビルダーは風工学の専門家の協力を得て住宅の屋根や壁にかかる風圧力を計算。屋根ふき材や小屋組み、サッシやガラス、シャッターなどが、どの程度の性能を実際に備えているかを再確認した。強風地域の住宅会社の取り組みも紹介する。

(イラスト:anne)
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平成以降の主な「風」台風
※1989年以降、日本の主要4島(本州、北海道、四国、九州)の市街地に被害をもたらした主な「風」台風をリスト化した。沖縄を含む島しょ部および室戸岬、潮岬、石廊崎、襟裳岬を除く観測点で、最大風速35m/s以上を記録した台風をピックアップした。観測点と上陸地、接近地は必ずしも一致しない
※最大瞬間風速は考慮していない(資料:日経ホームビルダー)
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出典:日経ホームビルダー、2020年1月号 pp.28-29 特集1 暴走「風」台風に向き合う
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