最も防水性能が高い天端の納まりはどれか。住宅技術者の切実な疑問に応えるため、日経ホームビルダーは専門家の指導や協力を得て実験を行った。まずは、その方法から解説する。

 手すり壁の天端は、防水上の観点からどのように納めるのが望ましいのか。住宅業界では、いまだに決定版と言うべき標準的な納まりが確立されていない。そこで日経ホームビルダーは、最も防水性能の高い納まりを探る実験を企画した〔写真1〕。

〔写真1〕「天端納まりの理想形」を求めて日経ホームビルダーが実験
日経ホームビルダーは、住宅防水の専門家の指導を受け、防水紙の納め方による防水性能の違いを比べる実験に取り組んだ。ビスで留めた金具の上にアクリルパイプを設け、内部に液体を張って24時間後のビス穴周りの漏水を調べた。実験は埼玉県草加市にある建材試験センターの中央試験所に委託した(写真:日経ホームビルダー)
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 実験計画の立案と全体監修を住宅防水の第一人者、東海大学の石川廣三名誉教授に依頼〔写真2〕。実験の進め方については、住友林業技術商品開発部の梅田泰成次長と、防水材料メーカー、田島ルーフィングの技術者の助言と協力を得た。

〔写真2〕住宅防水の第一人者が実験を監修
実験の指導と監修に当たった東海大学の石川廣三名誉教授。納め方の種類や施工条件の設定、実験方法などを指揮し た。実験結果に対する氏の見解は、関連記事に掲載した(写真:日経ホームビルダー)

 実験は、埼玉県草加市にある建材試験センターの中央試験所に委託。2019年6月10日から7月17日にかけて、同試験所の防水試験室で実験を進めた。実験費用は、編集部が負担した。

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