国が進める長期優良住宅は「3世代使える家」を目指している。その実現には、屋根の寿命を延ばすことが欠かせない。しかし、現実には築20年に満たない住宅で、屋根材の飛散事故が起こっている。こうした事故では、建て主が危険性を認識していないことがほとんどだ。今求められているのは、最小限のメンテナンスで長持ちする屋根。初期費用が多少割高でも、長い目で見ればそれが建て主の利益になる。そのメリットを、住宅実務者は分かりやすく説明しなくてはならない。「短命屋根材」の不利益を被るのは、建て主自身なのだから。

[画像のクリックで拡大表示]
出典:日経ホームビルダー、2019年3月号 pp.32-33 短命屋根材の責任
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。