(イラスト:浅賀 行雄)
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今月の建て主

内藤 哲哉氏(仮名)(49歳、男性、神奈川県)

  • 妻と子ども3人
  • 温厚な性格
  • 自営業で仕事熱心
  • 趣味は庭木の世話
  • 家の掃除が好き
  • 自宅は築10年

 内藤哲哉氏は毎年、台風のシーズンになると憂鬱な気持ちになる。「今年は大丈夫だろうか…」。わが家に激しく雨が打ちつけるたびに雨漏りをしていないか、何度も天井を見上げてしまう。

 初めて雨漏りに気付いたのは約6年前、築4年目のことだった。大型の台風が接近し、風雨の勢いがピークに達した夜、内藤氏は早めに仕事を終えて帰宅した。

 室内の照明をつけたとき、天井と壁の取り合いの辺りに黒い染みがにじみ出ているのが目にとまった。近づいてよく見ると、勾配天井の梁の一部に水が滴っている。「まさか自分の家で雨漏りが発生するとは」。内藤氏は大きなショックを受けた。

室内の壁に残る雨漏りの跡。梁から雨水が伝わってきたのだという。このほか、壁や天井の一部にも雨の染みが見られる(写真提供:内藤氏)
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 台風が去った翌日、さっそく住宅会社に連絡して担当者に来てもらった。屋根や外壁を目視でチェックして「特に問題はない」と一言。「台風の際には変な角度から雨が吹き込んでくることがあるので、一時的な現象ではないか」。詳しい原因を調べようともせず、そのまま帰って行った。

アルミ亜鉛合板めっき鋼板で葺かれた内藤邸の屋根。雨漏りの発生時、「特に問題はない」と担当者は言ったが…(写真提供:内藤氏)
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