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現場で役立つ欠陥防止の勘所

日経ホームビルダー

目次

  • ぬれた床合板の交換要求

     躯体ぬれのクレームは雨の多い夏場に頻発する。「木材はぬれてはダメだ」と思い込んでいる建て主には丁寧な説明が必要だ。ぬれが軽微な段階での養生やぬれた後の乾燥も重要になる。

  • 住宅基礎のレベラー不備で引き渡し拒否

     基礎天端を水平にするために採用が増えている、仕上げ材のレベラー。「構造に影響がないから」といい加減な対応で済ませようとすると、建て主からの信頼を失いかねない。剥離を防ぐ施工が重要だ。(日経ホームビルダー)

  • 浴室の床下は断熱の死角

     省エネ性能を売りにする住宅が増え、建て主の関心も高まっている。そんな高断熱住宅の施工において、意外な死角となっているのが浴室の床下だ。断熱・気密ミスは暖かくない家を生み出しかねない。

  • 思い込みが招く垂直の狂い

     壁や柱が傾いている住宅が増えている。経験の浅い大工の急増や、仕様が変化した影響だ。引き渡し後の是正工事は困難なので、組み立て時や躯体検査時に必ず確認しておきたい。

  • 甘いくぎ打ちで重い規定違反

     耐力壁の施工時、面材にくぎをリズミカルに打ち込む光景をよく見る。だが、そこに落とし穴が潜む。告示やメーカーの仕様には、くぎの施工間隔の規定がある。不十分な場合、重大な欠陥になりかねない。

  • くぎの打ち外しで信頼失墜

     垂木や下地材の留め付けで、くぎを打ち損じることは珍しくない。構造に関わる部分であれば増し打ちなどで対処するのが一般的だ。この対応が雑だと、建て主に大きな不信を抱かせる羽目になる。

  • 図面に描かれた棟換気がない

     小屋裏の湿気を逃がす重要な役目を担う換気部材の致命的な施工ミスが後を絶たない。図面に記載されている開口の未施工や、機能を発揮できない雑な施工が多いのだ。

  • 「ジャンカは再工事」と強く迫る

     基礎に生じるジャンカは見た目の印象が影響して、建て主に大きな不安を与えやすい。ジャンカの程度と補修方法をきちんと建て主に説明するとともに、普段からジャンカ防止に注意を払いたい。

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