木造住宅用金物メーカーのBXカネシンは、本格展開に力を入れている新たな柱脚金物「ベースセッター」を導入した住宅の現場見学会を都内で開催した〔写真1〕。

〔写真1〕狭小地で間口を広げるために採用を決断
現場は東京都荒川区の住宅密集地。敷地は間口が5m、奥行きが15mの狭小敷地だ。限られた敷地寸法のなかでビルトイン式の車庫と幅1.5mの玄関アプローチを設けるには、開口をできるだけ大きく取る必要があった(写真左)。そのため、現場にはベースセッターによる耐力壁を5枚設置した。壁材の幅は450mmで、広く流通している梁材を使う(写真:日経 xTECH)
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 ベースセッターは基礎と450mm幅の耐力壁を緊結する柱脚金物で、同社が2018年春に開発。450mm幅の壁材に、広く流通している梁材を使用することで、5倍の壁倍率を確保する。幅910mmの一般的な耐力壁よりも、間仕切りや開口左右に生じがちな壁の出っ張りを抑制できるので、狭小地などでも地上階レベルに広い空間を取ることが可能だ。

 ベースセッターを導入したのは、東京都荒川区に建設中の木造3階建ての戸建て住宅だ。設計・施工を手掛けた田中工務店(東京都江戸川区)が採用を決めた。

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