ディーゼルエンジン車の投入をさらに増やす─。ドイツ・フォルクスワーゲン(Volkswagen)の日本法人は2018年8月末、ディーゼルエンジンを搭載した小型SUV(多目的スポーツ車)「ティグアン(Tiguan)TDI 4MOTION」を発売した(図1、2)。2017年発売のガソリンエンジン搭載モデルに、ディーゼルエンジンかつ4輪駆動版として加わった。

図1 フォルクスワーゲン「ティグアン TDI 4MOTION」
ディーゼルエンジン搭載モデルのフロントビュー。
[画像のクリックで拡大表示]
図2 ティグアン TDI 4MOTION
リアビュー。
[画像のクリックで拡大表示]

 搭載したエンジンは、排気量2.0Lの直列4気筒ディーゼルエンジン「TDIエンジン」で、型式は「EA288」(図3)。コモンレール式燃料噴射システムと可動式ガイドベーン付き過給機、インタークーラーを採用。圧縮比は16.2で、最大トルクを340N・m(1750~3000rpm)、最高出力を110kW(3500~4000rpm)に設定した。7速DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)である「DSG」を変速機に使い、燃料消費量はJC08モードで17.2km/Lである。

図3 ティグアンのエンジンルーム
パサートのディーゼルエンジンよりターボチャージャーの容量を小さくしている。
[画像のクリックで拡大表示]

 このエンジンは、2018年2月に日本市場に投入した中型車「パサート(Passat)」に搭載したディーゼルエンジンに対し、ターボチャージャーの容量を小さくして、エンジンの制御ソフトウエアを切り替えたもの。これにより、最大トルクが400N・mのパサートに対し、8割程度に抑えている。

この先は有料会員の登録が必要です。「日経Automotive」定期購読者もログインしてお読みいただけます。今なら有料会員(月額プラン)は12月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら