ホンダに部品や材料を供給しているメーカーの出展が目立つ─。2019年1月の自動車技術の総合展示会「オートモーティブ ワールド2019」で、エフテックや大同特殊鋼、積水化成品工業、米ボルグワーナーなどが出展した。

 エフテックは、将来のマルチマテリアル化に向けたペダルの試作品を展示した(図1)。従来の鋼製に加えて、Al合金や樹脂、CFRTPなどの素材と組み合わる。

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図1 エフテックのペダル類のマルチマテリアル化に向けた試作品
(a)説明図。(b)将来のマルチマテリアル化に向けたペダル類の試作品。鉄、Al合金、ポリアミド樹脂、CFRTP(炭素繊維強化熱可塑性樹脂)などの素材に置換した。上はサスペンションアーム類の素材置換例。

 同社は、ホンダの燃料電池車「クラリティ フューエル セル」向けに提供している水素タンクを支えるサブフレームを展示した。サブフレームに使われるAl合金の押し出し材と組み合わせる結合部の鋳造部品は、エフテック傘下のAl合金ダイカストメーカーであるリテラが手がける(図2)。

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図2 エフテックのAl合金製サブフレーム
(a)ホンダが2016年3月に発売した燃料電池車「クラリティ フューエル セル」の、水素タンクを支えるサブフレーム。サブフレームはエフテック製。(b)Al合金の押し出し材製のフレームと結合するダイカスト部品はAl鋳造を手がけるリテラ製。同社の「スクイズ・ダイカスト」技術を用いて生産する。

 大同特殊鋼はホンダのハイブリッド車(HEV)「フィット」の駆動用モーターに使うローターコア部品を披露した(図3)。

図3 大同特殊鋼のモーター用ローターコア
高い保磁力と高耐熱性を備える重希土類完全フリーのネオジム磁石を開発した。世界初の量産化となる。ホンダのハイブリッド車の駆動モーターに採用された。大同特殊鋼の子会社であるダイドー電子は、ネオジム磁石を一般的な製造工法である焼結工法とは異なる独自の熱間加工法で量産する。
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