【新車】プジョーの新型「208」、EVを初設定
2023年までに全モデルに電動車を追加

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 フランス・プジョー(Peugeot)は、「ジュネーブモーターショー」に新型「208」を出展する。新型208はガソリンおよびディーゼルエンジンのほか、初めて電気自動車(EV)を設定する。エンジン車、EVともに2019年秋に発売する予定。同社は2023年までに全モデルに電動車を追加する計画で、今回の「e-208」が最初のモデルとなる。

 e-208は、容量が50kWhの電池を搭載し、最高出力が100kW(136bhp)、最大トルクが260N・mのモーターで駆動する。1回の充電で走行できる距離はWLTPモードで最大340km(211マイル)。電池を床下に配置したことで、エンジン車と同等の荷室および室内スペースを確保した。

 電池は家庭用電源、家庭用急速充電、公共充電ポイントによる急速充電など様々な充電が可能。また、モビリティーサービス「Free2Move」を使って公共充電ポイントの検索や支払いが可能。スマートフォンの専用アプリを使って、充電スケジュールの調整や乗車前の室内温度調節などを遠隔操作できる。e-208では、室内の温度調節に高効率のヒートポンプを使うほか、電池からの電力で発熱する5kWの高出力ヒーターを備え、エンジン車と同様の快適性を実現した。(櫛谷さえ子)

【新車】アウディ、初のPHEVラインアップを披露
40kmまでEV走行、経路情報をパワートレーン制御に生かす

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 ドイツ・アウディ(Audi)は、「ジュネーブモーターショー」に、同社初のプラグインハイブリッド(PHEV)ラインアップを披露する。PHEV「TFSI e」を追加するモデルは「A6」「A7 Sportback」「A8」「A5」「Q5」の5モデル。いずれも2019年中に発売する。

 TFSI eは、基本的に直噴ターボガソリンエンジンに、モーターを組み込んだ変速機を組み合わせたもの。荷室下にLiイオン2次電池を配置する。容量は14.1kWh。TFSI eの各モデルは、40kmまでのEV走行が可能。

 TFSI eモデルは、「EV」「Auto」「Hold」の3つのドライブモードを選択できる。EVはモーター駆動、Autoは効率を最大化するハイブリッド駆動、Holdは電池残量を維持するためにエンジン駆動を主とする。

 EV走行距離を延ばすため、ナビゲーションによる経路情報をパワートレーン制御に生かす予測効率支援機能を搭載した。予測システムは、ルートデータや車両センサーのデータを組み合わせ、ルート全体の計画と今後の走行距離の詳細な計画を作成する。この計画に沿って、走行中にアクセルを離すべきタイミングを、ディスプレイ上の表示とアクセルペダルを介した触覚フィードバックで知らせる。(櫛谷さえ子)

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