欧州で新型車に対して2020年から施行予定の排ガス規制「Euro 6d」─。その路上試験「RDE(Real Driving Emissions)」(RDE Phase2)にディーゼル乗用車として世界で初めて対応した。そうしたディーゼルモデル「A 200 d」を追加したのが、ドイツ・ダイムラー(Daimler)の「メルセデス・ベンツ」ブランドの新型「Aクラス」だ。A 200 dの日本での納車開始は、2019年6月ごろを予定する。

 A 200 dでは、同ブランドの上位モデルである「Eクラス」や「Cクラス」と同じ排気量2Lの直列4気筒ディーゼルターボエンジンを縦置きから横置きに変えて搭載する(図1)。具体的には、FR(前部エンジン、後輪駆動)車用の縦置きエンジン「OM654」を、FF(前部エンジン、前輪駆動)車であるAクラス向けに横置き対応に変更し、さらに車格の小さなAクラス向けにチューニングし、かつ排ガス浄化システムを充実させて搭載する(図2)。Daimlerでは横置きに対応させた同エンジンを「OM654q」と呼んでいる。

図1 2019年6月ごろから日本で納車を開始する予定の新型小型車「Aクラス」のディーゼルモデル「A 200 d」
(撮影:日経 xTECH)
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図2 OM654qの排ガス浄化システム
OM654と同じエンジン直下の排ガス浄化システムだけでなく、床下に尿素SCRシステムとASCを追加で配置している。(出所:メルセデス・ベンツ日本)
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