ドイツBMWの日本法人(ビー・エム・ダブリュー)は2018年9月、クーペタイプの中型SUV(多目的スポーツ車)「X4」を発売した(図1)。2014年の初代から、初の全面改良となる。側面衝突の危険性が高まった場合に、操舵介入によって衝突を回避する機能を採用した。

図1 初めての全面改良を実施したBMW「X4」
SUV「X3」をベースに、外観をクーペ風に変更した。価格は764万円から。
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 新型X4は、2017年に全面改良したSUV「X3」とプラットフォームを共用し、外観をクーペ風にした。車両寸法は全長4760×全幅1920×全高1620mm。X3と比べると、全長で20mm、全幅で30mm長くした。一方で全高は55mm低くしており、低重心でのびやかな印象に仕上げた。ホイールベースはX3と同じ2865mmで、先代X4からは55mm延長している。

 パワートレーンは2種類用意した。一つが、排気量2.0Lの直列4気筒ガソリンエンジン(最高出力185kW、最大トルク350N・m)。もう一つが、排気量3.0Lの直列6気筒ガソリンエンジン(265kW、500N・m)である(図2)。いずれのエンジンも8速AT(自動変速機)を組み合わせる。

図2 高性能モデル「M40i」のエンジンルーム
排気量3.0Lの直列6気筒ガソリンエンジンは、最高出力265kWで、最大トルクは500N・m。
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 燃費(JC08モード)は、前者のエンジンを搭載した「xDrive30i」が13.4km/L、後者のエンジンを積んだ「M40i」が10.9km/Lである。M40iはBMWの高性能モデル「M Performance」となっており、停止状態から100km/hまで4.8秒で達する。価格はxDrive30iが764万円で、M40iが977万円。なお、X3の最低価格は654万円である。

 海外仕様車にはディーゼルエンジンの設定がある。排気量3.0Lの直列6気筒ディーゼル車「M40d」は、実走行中の窒素酸化物(NOx)排出量を規制するRDE(Real Driving Emissions)の第1段階に対応した。

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