日本精工(NSK)は、クルマの車輪に加わる荷重を車輪ごとに計測できるセンサーを開発した。第1弾として、商用車の積載量を把握して過積載の防止につなげる積載荷重センサーとしての実用化を目指す。実用化の目標時期は2022年としている。

 商用車による過積載は、上り坂などで速度の維持を困難にし、渋滞の引き金になる。そればかりか、車両の制動距離を延ばし、最悪の場合はブレーキの損傷を引き起こすなど、交通事故の原因になる。道路インフラの破損を促進させる側面もある。国や地域によっては、そうした過積載が横行しており、一部には過積載の防止に向けた法制化の動きも出ている。NSKはその動向をにらみ同センサーの開発を進めている。

 もっとも、開発したセンサーの用途は、過積載の防止だけにとどまらない。同社は、運転支援にも利用できるとみて、その種の用途の検討も進めている注1)

注1)例えば、各車輪への荷重配分に応じてブレーキを制御する、積載量に応じて変速機の変速比を制御する、積載量に応じて電動パワーステアリングのパワーアシスト量を調整し操舵のフィーリングを一定に保つといった運転支援に利用できるとみている。

この先は有料会員の登録が必要です。「日経Automotive」定期購読者もログインしてお読みいただけます。有料会員(月額プラン)は登録月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら