アシックスは、センサーを搭載したランニングシューズの試作品を「CES 2020」(2020年1月7~10日、米国ラスベガス)に出展した。計測したデータを分析することで、ユーザーにより良い走り方などを提案できるという。2020年中の発売を目指す。

センサーを搭載したランニングシューズの試作品(写真:日経 xTECH)
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 スタートアップのno new folk studio(nnf)と共同で開発した。アシックスのランニングシューズ「EvoRide」のインナーソールに、nnfのセンサーモジュール「ORPHE TRACK」を搭載。歩幅(ストライド)、足の回転数(1分当たりの歩数、ケイデンス)、足上げの高さ、接地時間、接地法(足のどの部位から接地しているか)などを計測できる。

nnfのセンサーモジュール「ORPHE TRACK」(写真:日経 xTECH)
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 センサーモジュールは、3軸加速度センサーやジャイロセンサー、Bluetooth通信回路、バッテリーなどから成る。ORPHE TRACKは既に製品化されているものだが、アシックス向けにさらに小型化したものを開発する計画だ。「センサーモジュール側でのデータ加工や機械学習の推論処理にも挑戦したい」(nnf)。3軸加速度センサーやジャイロセンサーは、スマートフォンなどの民生機器向けとほぼ同じものを使っているという。

 計測した各種データは、アシックスの知見に基づいて分析することで、より良い走り方の提案などに役立てる。今後、データを収集・分析するためのスマホアプリも併せて開発する。

スマートフォン上で計測データを表示した例(写真:日経 xTECH)
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