オランダNXP Semiconductorsは、1GHz動作のクロスオーバープロセッサーICの新製品「i.MX RT1170ファミリー」を発表した(日本語ニュースリリース)。同社は2年前の「Arm TechCon 2017」で、MCUとアプリケーションプロセッサーの間を埋める新種のプロセッサーとして、クロスオーバープロセッサー「i.MX RT」をデビューさせた(関連記事1)。今回の「Arm TechCon 2019」(10月8日~10日)では、i.MX RTを高性能のMCUという位置付けにしたようで、クロスオーバーMCUと呼んでいる。新製品のクロスオーバーMCUは、産業、IoT、車載などを狙う。

「i.MX RT1170ファミリー」の概要。NXPのスライド
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 製品名から推察できるようにクロスオーバーMCUは、同社のアプリケーションプロセッサー「i.MX」をベースに開発されている。このためだろう、フラッシュメモリーは集積していない。今回、クロスオーバーMCUとなったが、フラッシュメモリーを集積していない点は変わらない。同社のGeoff Lees氏(Senior Vice President and General Manager of Microcontrollers)によれば、「顧客はフラッシュメモリーよりも高速なSRAMを望んでいる。今回の新製品のi.MX RT1170は最大2Mバイトと大容量のSRAMを集積した」という。

ブースに立つGeoff Lees氏。日経 xTECHが撮影
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