ビーコアは2019年10月9日に開幕した「日経 xTECH EXPO 2019」に位置管理サービス「彩色兼備」を展示した。同サービスの特徴は、カラーコードの色の並び順をカメラで撮影し、IDに変換する技術を用いること。カラーコードを製品の表面や物流用のカートの上面に貼り付けて撮影することで、それらの位置を手軽に認識できる。

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位置管理サービス「彩色兼備」の動作デモ
物流への適用を模している。製品にカラーコードを貼り付けてカメラで撮影(上)。BIツールで製品の位置や出庫時期を表示している(下)。(写真:日経 xTECH)

 カラーコードは、「セル」を複数、数珠のように並べたものだ。各セルは赤、青、緑の3色のうち、どれか1色で塗りつぶす。ただし、セルの色そのものが数字を表現している訳ではなく、「赤と青が隣り合っている」「赤と緑が隣り合っている」という色の並び順が「0」や「1」を表す。15個のセルから成るカラーコードならば800個のIDを、18セルなら6400個のIDを表現できる。色が一筆書きで並んでいさえすれば、カラーコードとしての機能を果す。ジグザグや渦巻き形状など、デザインされた自由な形状を使える。

 一度に大量のIDを読み取れることもメリットだ。「例えばスマートフォンのカメラであれば、同時に500個のIDを認識できる」(同社)。同社のブースでは、パナソニックのIoTカメラ「Vieureka(ビューレカ)」を使った動作デモを見せた。同カメラは内部に画像処理の機能を持つ。カメラ内でカラーコードをIDに変換することで、クラウドに送るデータ量を削減できるとする。