シャープは、快眠を支えるエアコンの新機種「プラズマクラスターエアコン(Xシリーズ)」を、「日経 xTECH EXPO 2019」内の特別企画「スリープテックEXPO」で展示している。気象予報を活用したクラウドの人工知能(AI)による運転制御で、個々のユーザーに快適な睡眠環境を提供する。2019年10月25日に発売する計画だ。

シャープが2019年10月25日に発売するエアコンの新機種「プラズマクラスターエアコン(Xシリーズ)」
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 同社が2018年夏に、無線LAN機能を搭載する同社製エアコン1600台からセンサー情報(温度、湿度、人間がいるか/いないか、太陽光が差し込んでいるか/いないか、など)を取得して分析したところ、75%のユーザーが睡眠時にエアコンを継続運転にし、そのうち90%が温度設定を変更していないことが分かったという。このため、「光熱費が高い」「温度が安定しない」「冷え過ぎる」「風が直接当たる」などの不満が多く寄せられていた。

 シャープはこの調査から寝室空調に対して高いニーズがあると判断。今回、睡眠改善プログラムを提供するベンチャー企業のニューロスペースと協業し、クラウドAIによる睡眠のステージ(段階)に合わせた運転制御機能を開発した。通常、睡眠中は浅い睡眠と深い睡眠、覚醒を繰り返すが、睡眠ステージによって温・湿度に対する感じ方が変わる。睡眠の前半には室温を低くして深部体温を下げ、深い睡眠を得られるようにする。一方、後半は冷気に敏感になるため室温をやや上げ、起床1時間前からはさらに温度を上げて寝覚めを促す。