エフ・アイ・ティー・パシフィック(FITP)は、介護施設の各種センサーの情報をまとめて管理できる介護業務効率化システム「モノミル・ケア」を、展示会「クロスヘルス EXPO 2019」で公開した。1つの画面に異なる企業のセンサー情報をまとめて表示し、Webブラウザーで閲覧できる。

介護施設の各種センサーの情報をまとめて管理できる
(撮影:日経 xTECH)
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 温湿度センサーやドアセンサー、おむつセンサー、離床センサーなど、介護施設にセンサーの導入が進んでいる。説明員によると、現在は各種センサーが徐々に導入されている段階で、「今後は増えすぎたセンサーをどのように管理するかが課題になる」とした。FITPはこうした需要を見越して開発に着手し、2019年内に東京都内の介護施設で実証実験を始める予定である。

 モノミル・ケアは、FITPが協業する開発会社の放送局向けシステムを改良したもの。山の上などの送信所に設置した複数の放送機器を遠隔管理する用途に使っていた。介護施設ごとにカスタマイズするシステムに比べて、「安価に提供できる」(説明員)とした。今後は介護施設向けだけでなく、工場や農業などに向けたシステムも開発する計画である。