タカノは展示会「クロスヘルス EXPO 2019」で、柔軟性のある「圧力分布センサシステム」を公開した。病院のベッドに設置して患者の状態把握に使ったり、ベッドやスポーツ用品などの商品の販促に使ったりする需要を見込む。

黒いシートが「圧力分布センサシステム」
(撮影:日経 xTECH)
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 圧力を検知する感圧布を、2枚の電極布で挟み込む3層構造になっており、最大2048(64×32)点の圧力分布を検知できる。会場では、病院や介護施設のベッドでの利用を想定したシステムを展示。患者がベッドに寝ている状態や座っている状態、ベッドにいない状態を検知できる様子を示した。

あおむけ状態を検知
(撮影:日経 xTECH)
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 ベッドに寝ている状態は圧力分布を分析して、あおむけと横向きを見分けることができる。経過時間も測定できるので、同じ状態で長時間寝ていた場合に、向きを変えて床ずれを防止するといった使い方を見込む。事前にあおむけと横向きの状態を測定して、判定精度を高める学習モードも用意した。

横向き状態を検知
(撮影:日経 xTECH)
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 説明員によると、これまでの圧力分布測定システムは、「輸入品が多く高価な製品が多かった」という。タカノでは、ある程度の出荷数が見込めるのであれば、従来の圧力分布測定システムに比べて「価格を1/3程度に抑えたい」とした。

座っている状態を検知
(撮影:日経 xTECH)
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