2019年10月9日~11日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される、ヘルスケアにかかわる多様な支え手が一堂に会し交流するイベント「クロスヘルス EXPO 2019」をレポートします。
クロスヘルス EXPO 2019
2019年10月9日~11日に東京ビッグサイトで開催目次
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デジタル技術で「治療」目指す研究会が発足、メンバーが未来の医療を議論
治療用アプリなどデジタル治療(デジタルセラピューティクス、DTx)を推進する7社は2019年10月18日、「日本デジタルセラピューティクス推進研究会」を立ち上げたと発表した。同研究会のメンバーも参加し、「クロスヘルス EXPO 2019」で「日本でも実用化近づく『治療用アプリ』」と題したパネルディ…
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東芝が目指す「精密医療」とは、AIやゲノム情報を駆使
医療業界を下支えするとともに、パートナーと連携して新しい事業領域を開拓していく――。「クロスヘルス EXPO 2019」のセミナーに、東芝 サイバーフィジカルシステム推進部 新規事業推進室 室長の米澤実氏が登壇した。
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2021年にもAIが医師の診断能力を超える、4人の医師が議論
「AIの医療分野での活用は効率化から始まる。AIが医師の診断能力を超えるのはその次のフェーズだ」――。「クロスヘルス EXPO 2019」のシアターセッションでは「『医療×AI 2020』-2020年に進む医療現場でのAI活用」と題したパネルディスカッションが開催された。
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異なる企業のセンサーをまとめて管理、介護施設から工場や農場まで
エフ・アイ・ティー・パシフィック(FITP)は、介護施設の各種センサーの情報をまとめて管理できる介護業務効率化システム「モノミル・ケア」を、展示会「クロスヘルス EXPO 2019」で公開した。1つの画面に異なる企業のセンサー情報をまとめて表示し、Webブラウザーで閲覧できる。
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鏡を見るだけで心拍数計測、受託開発や提携に注力
鏡を見て数秒待つと心拍数が分かる―――。システム開発を手掛けるシーエーシー(CAC)は、映像から非接触で心拍数を推定するソフトウエア「リズミル」を開発し、展示会「クロスヘルス EXPO 2019」(2019年10月9日から11日)で展示した。
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冷え性の可視化や野菜摂取量の推定も、弘前大COIの超多項目健康診断
弘前大学COI(センター・オブ・イノベーション)研究推進機構は、展示会「クロスヘルス EXPO 2019」(2019年10月9日から11日)に出展し、弘前市岩木地域で実施している超多項目の健康診断に実装した新規項目のデモを行った。
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「あおむけ」と「横向き」を見分ける圧力分布センサー、タカノが展示
タカノは展示会「クロスヘルス EXPO 2019」で、柔軟性のある「圧力分布センサシステム」を公開した。病院のベッドに設置して患者の状態把握に使ったり、ベッドやスポーツ用品などの商品の販促に使ったりする需要を見込む。
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「オンライン診療は未来あるものだ」、4人の専門家が議論
将来的に、幅広い疾患で日常的にオンライン診療が利用される――。「クロスヘルス EXPO 2019」(主催:日経BP社、後援:厚生労働省/経済産業省/日本医師会)の2019年10月9日のシアターセッションでは、「進化する『オンライン診療』」と題したパネルディスカッションが開催された。
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スマホで「心の健康」を可視化、NECソリューションイノベータ
NECソリューションイノベータは、メンタルヘルスの不調の予兆を可視化するアプリを展示会「クロスヘルス EXPO 2019」に参考出展した。
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IoTヘルスケアシステムの販売開始、奈良医大発ベンチャーMBTリンク
奈良県立医科大学発ベンチャーのMBTリンクは、IoTヘルスケアシステム「MBTLink・ヘルスケア・サービス」の販売を2019年10月下旬にも発売することを展示会「クロスヘルス EXPO 2019」で表明した。
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「正しい医療機器開発」を大学が支援、その試みから得た知見とは
医療・健康分野で「欲しかった」と言われる価値を創り出す――。そんなコンセプトの下、東北大学病院では2014年から企業や研究者を医療現場に受け入れ、現場の観察をもとに「事業化に資する」課題の探索から開発研究を支援するプログラム「アカデミック・サイエンス・ユニット(ASU)」の提供を開始した。
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超高齢社会には質の高い公的保険外サービスの育成が不可欠、経産省の西川氏
他に類のない超高齢社会を迎えた日本。難局を乗り越えるには、医療・介護従事者やヘルスケア産業従事者らが協力し合って、新たなヘルスケアサービスを創出していくことが欠かせない。