埼玉県は埼玉県医師会などと連携し、AIチャットボットを利用する「埼玉県AI救急相談」を2019年7月19日から本格的に開始した。AIチャットボットはNECの「テキスト含意認識技術」を活用しており、展示会「国際モダンホスピタルショウ2019」(2019年7月17日~19日)にNECが参考出展した。

埼玉県AI救急相談のイメージ
(写真:日経 xTECH)
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 埼玉県AI救急相談は、家庭での病気やけがの対処方法や医療機関への受診の必要性について、利用者がチャット形式で相談できるサービス。埼玉県のWebサイトから無料で利用できる。利用者がチャットボットに入力した文章をAIが症状や緊急度に応じて分類し、利用者の行動を提案する。

 例えば、緊急度が高い症状の場合は119番のボタンが表示され、その場で救急車を呼ぶように促す。緊急度が低いと判断され、熱中症の疑いがある場合は自宅でできる処置を表示する。チャットボットから相談員による電話相談に切り替えることも可能だ。

埼玉県AI救急相談の流れ
(出所:NEC)
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 利用者の入力内容から症状を分類する過程や、各症状に応じた提案内容については、自治医科大学附属さいたま医療センター救急科が監修した。救急電話相談を担当する看護師や日本臨床救急医学会、埼玉県医師会の助言も得たという。

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