「お薬の時間ですよ」。かわいらしいロボット「FUKU助」が、決まった時間に飲む分の薬を利用者に差し出す。薬が取り出されるとアプリに通知され、利用者の家族が服薬状況を確認できる。

 元富士通勤務の薬剤師が立ち上げたベンチャー企業のメディカルスイッチ(東京・大田区)は、見守り機能付きの服薬支援ロボット「FUKU助」を2019年4月からサブスクリプションモデルで提供を開始した。FUKU助は、服薬する時間を光と音声で知らせ、飲み忘れや飲み間違いを防止するロボット。同社は、展示会「国際モダンホスピタルショウ2019」(2019年7月17日~19日)にFUKU助を展示した。

薬を差し出す「FUKU助」
(写真:日経 xTECH)

 FUKU助の使い方は簡単だ。複数の薬が1つにまとめられた薬包をFUKU助の中に収納しておき、服薬する時間をセットする。服薬時間になると、FUKU助が利用者に呼びかける。FUKU助の画面に現れる「取り出しボタン」をタッチすると、専用口から薬包が出てくる。利用者の家族は、専用のアプリを通じて薬包が取り出された履歴を確認したり、服薬時間に利用者からの反応が無い場合に通知を受け取ったりする。メディカルスイッチ社長の宮下直樹氏によれば、FUKU助の利用者の家族から、「服薬状況を確認できて安心だ」などのフィードバックを得たという。

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