ホンダは、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる誤発進を抑制する後付けのシステムを販売する。旧型車(既販車)に超音波センサーを追加で装着し、運転操作のミスによる事故を防ぐのが狙いである。

 同社は2019年7月4日に開催した技術展示会「ホンダミーティング2019」で、本田技術研究所社長の三部敏宏氏が、「できるだけ早く発売できるように開発を進めている」と述べた(図1)。

図1 本田技術研究所社長の三部敏宏氏
(出所:ホンダ)
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 ホンダが開発中のシステムは、前後のバンパーに装着した超音波センサーで、車両前方と後方の障害物を検知し、運転者がアクセルペダルを強く踏んだ場合に、踏み間違いとシステムが判断して急発進を抑制する。

 使用するセンサーは、トヨタ自動車やダイハツ工業が既に販売しているシステムと同じである。また両社のシステムと同様に、自動でブレーキはかけない。

 国土交通省は2019年7月5日、日本の自動車メーカーに対して、既販車に後付けできる誤発進抑制システムの開発を要請した。同年8月初旬をメドに開発計画の提出を要請した他、既にシステムを販売しているトヨタやダイハツには、対象車種を広げることを求めた。同省の要請を受けて、ホンダはシステムの発売を急ぐ注)

注)国交省の要請を受けて日産自動車とスズキも、既販車に後付けできる誤発進抑制システムの開発を進める。このうち日産が開発中のシステムは前後バンパーに装着した超音波センサーと、フロントウインドー上部の室内側に取り付けた単眼カメラで障害物を検知する。車両前方の歩行者を検知するためにカメラも使うという。

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