米ケイデンス(Cadence Design Systems)は、アナログIC/ミックストシグナルIC/RF ICの設計検証に向けて、回路シミュレーター(SPICEシミュレーター)の新製品「Spectre X Simulator」を開発し、エレクトロニクス/半導体設計の国際イベントである「56th Design Automation Conference:DAC 2019」(6月2~6日に米国ラスベガスで開催)の同社ブースで披露した。ブースで同社のMichał Siwinski氏(Vice President, Market & Business Development)らに話を聞いた。

ブースの前に立つMichał Siwinski氏。日経 xTECHが撮影
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 製品名から察しが付くように、新製品は同社の定番のSPICEシミュレーター「Spectre Circuit Simulator」の後継製品である(日本語ニュースリリース)。Siwinski氏によれば、Spectreは25年以上、アナログIC/ミックストシグナルIC/RF ICの設計検証に広く使われてきた。新製品のSpectre Xは、既存のSpectreに比べて5倍以上の回路規模を扱え、10倍以上の高速処理が可能だとする。しかも精度はSpectreと同じで、いわゆるSPICE精度である。

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