中国のモビリティーベンチャーであるピクスムービング(PixMoving)は、3Dプリンティングの技術を使って外板をアルミニウム(Al)で造形した試作シャシーを開発した(図1、2)。100時間以内で造形でき、顧客が求める車両の形状に柔軟に対応できる。価格は約4万3000ドル(1ドル=109円換算で約470万円)を想定。同様の技術を、次世代の移動サービス「MaaS(Mobility as a Service)」に対応した車両の開発に適用し、ラインアップを広げていく。

図1 中国Pixmovingの試作シャシー(撮影:日経 xTECH)
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図2 車両の前後に1個ずつ駆動用モーターを搭載(撮影:日経 xTECH)
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 同社は、タイヤ大手のフランス・ミシュラン(Michelin)が主催するイベント「Movin’On Summit 2019」(2019年6月4~6日、カナダ・モントリオール)に参加し、試作シャシーを公開した。

 リチウムイオン電池パックや駆動用モーターなどを搭載する黒色の電気自動車(EV)ユニットを、3Dプリンティングで造形したAl製の外板で覆うように組み付ける。駆動用モーターは車両の前後に1個ずつ搭載し、車軸(アクスル)部分にそれぞれをつないでいる。モーターは顧客が求める出力に応じて調達し、最高速度が40km/h以上になるように制御する。

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