「日本の技術革新」世界に示すチャンス、最大級の家電見本市IFAでパートナー国に

2019/05/16 05:00
内田 泰=日経 xTECH

 「日本には世界的な大企業だけでなく、スタートアップも数多く生まれていて、さまざまなイノーベーションが起きている。そして研究開発投資にも驚くべきものがある。今年(2019年)9月の『IFA NEXT』では、初めてのパートナー国として日本と提携することにした。日本のテクノロジーに“ディープ・ダイブ(深く入る)”できるだろう」

 毎年ドイツ・ベルリンで開催されている世界最大級のコンシューマー・エレクトロニクス関連の展示会「IFA」(今年の開催は9月6日~11日、2018年は24万5000人が来場)。このイベントを主催する、ドイツMesse Berlin(メッセ・ベルリン)CEOのクリスチャン・ゲーケ氏は、同社が4月に開催した報道関係者向けのイベント「IFA Global Press Conference(IFA GPC)2019」(スペイン、4月25日~28日)で、IFAに設ける最先端技術を集めた展示コーナー「IFA Next」の初めてのパートナー国に、日本を選んだと発表した。

メッセ・ベルリンは4月、今年(2019年)のIFAでの「IFA Next」の初めてのパートナー国に日本を選んだと発表した。左は、メッセ・ベルリン CEOのクリスチャン・ゲーケ氏、右は経済産業省 商務情報政策局長の西山圭太氏
(写真:日経 xTECH)
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 これを受けて、スタートアップ企業の育成支援プログラム「J-Startup」などを推進している経済産業省は4月27日、IFAとパートナーシップ契約を締結した。

 IFA Nextは、テクノロジー系の企業やスタートアップ、大学や研究所などが最新のイノベーションや未来の技術を出展するコーナーで、今年で3回目を迎える。メッセ・ベルリンによると、IFA Nextの注目度は高く、これまでも成功を収めてきた。さらなる成功に向けて世界のイノベーションにスポットライトを当てる「グローバル・イノベーション・パートナー」という枠組みを用意し、初めてのパートナー国に日本を選んだという。

 では、パートナー国の役割は何か。実は、IFA Nextの展示を取り仕切るというわけでもなく、自由度は高い。要は、世界からコンシューマー・エレクトロニクスやIT業界の関係者が集まる場で、「さすが日本」と思わせるような先端技術やイノベーションを紹介することが求められている。

「IFA Nextでは日本のテクノロジーに“ディープ・ダイブ(深く入る)”できるだろう」と話した、メッセ・ベルリンのゲーケ氏
(写真:日経 xTECH)
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