キヤノンメディカルシステムズは、AIを活用して病棟の患者の異常を検知する「アラートモニタリング機能」を、「2019国際医用画像総合展(ITEM2019)」(2019年4月12~14日、パシフィコ横浜)に参考出展した(医薬品医療機器等法未承認品)。病状の変化や悪化の可能性がある患者の情報をディスプレーに優先的に表示して、素早く状況を確認できるようにする。

病状の変化や悪化の可能性がある患者の情報を表示する(写真:日経 xTECH)
[画像のクリックで拡大表示]

 ITEM2019では、アラートモニタリング機能の例として、AIに基づく心不全兆候のアラートの様子をデモンストレーションした。頻尿と血中酸素飽和度(SpO2)の低下の組み合わせ、乏尿といった症状から異常を検知すると、タイムライン上に異常を検知した時期と患者名を示すとともに、関連するデータの推移を画面上に表示していった。多くの入院患者の中から、病状の変化や悪化の兆候がある患者をいち早く見つけることができる。

 キヤノンメディカルシステムズは、データを共有したり収集したりする医療情報統合管理システム「Abierto VNA」や、データを統合表示する医療情報統合ビューア「Abierto Cockpit」を展開している。これらにAIを活用した機能を組み合わせることで、医師の思考を支援したり見落としを防止したりすることを想定する。