ディープラーニング活用のCT画像再構成アルゴリズム

GEヘルスケアの「TrueFidelity」

2019/04/10 17:00
近藤 寿成=スプール

 GEヘルスケア・ジャパンは、CT製品群「Revolution CT」に加わる新機能として、ディープラーニング(深層学習)を用いて開発された技術「TrueFidelity(トゥルー フィデリティー)」を発売する。CTの最上位機種であるRevolution CTとセット、もしくはすでに同機器を利用するユーザー向けに、2019年5月1日に販売を開始する。世界に先駆けて展示会「2019国際医用画像総合展(ITEM2019)」(2019年4月12~14日、パシフィコ横浜)で発表する。

画像再構成の変遷とTrueFidelityコンセプト(出所:GEヘルスケア・ジャパン)
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 TrueFidelityは、GEヘルスケアの「Edisonプラットフォーム」で開発されたCT画像再構成アルゴリズムとなる。日本を含めた世界中の専門医からのフィードバックで最も診断しやすいとされた条件・画像データを教師画像に採用している。開発の過程では日本の医師からのフィードバックを取り入れながら開発し、ノイズ低減による被ばく低減と、診断しやすい高画質を実現したという。

 空間分解能や画質を維持しながら、高いノイズ低減を実現しているのが特徴。特に、頭部や腹部領域など、密度分解能が重要とされる領域での読影負担軽減や診断能向上、小児検査での有用性が期待できる。ディープラーニングを用いて開発された画像再構成としては初の全身領域対応にするなど、より低侵襲で安心なCT検査と、読影時のストレスなどからの解放を目指した。

 「Edison」は、GEヘルスケアのインテリジェントな製品やサービスの総合的なブランドであり、プラットフォーム(Edison Platform)を使用して開発されたアプリケーション(Edison Applications)とスマートな機器・装置(Edison Smart Devices)で構成される。このプラットフォームは、GEヘルスケアの社内開発者だけでなくバイオテクノロジーとヘルスケアの戦略的パートナーにも提供され、両者によるアプリケーションのデザイン・開発・管理とともに、アプリケーションの配布やアクセス環境の提供を担う。

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