米AWS(Amazon Web Services)のDavid Pellerin氏(Head of Worldwide Business Development for Infotech/Semiconductor)は、イタリア・フィレンツェで開催の、電子設計とテストの国際学会「DATE 19(Design, Automation and Test in Europe)」(3月25~29日に開催)の基調講演に登壇し、米アマゾン(Amazon.com)グループのサービスを支えるコンピューティングシステムやそのシステムに搭載されている半導体ICについて語った。講演タイトルは「Heterogeneous, High Scale Computing in the Era of Intelligent, Cloud-Connected Devices」(講演番号 7.0)である。

David Pellerin氏。日経 xTECHが撮影

 AWSへの入社以前は、FPGAやEDA分野でのエンジニアとして活動していたというPellerin氏は、ユーモアのセンスも良かった。講演の冒頭で聴衆にこう聞いた。「この中で、Amazonを知っている人」。会場ではちょっとした笑いが起きる。講演ではよくある質問だが、こういう使い方があったのか、と感心させられた。

Amazon.comとAWSの事業規模の例。AWSのスライド
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 続いて本題。まず、見せたのが、Amazon.comとAWSの事業規模である。例えば、Amazon.com。2018年のCyber Monday Sale(12月7日18時~12月11日1時59分)では、1億8000万個のアイテムが売れた。同氏のスライドでは、Amazon.comに比べれば1/100以下の顧客数のAWSだが、20の地域の61のゾーンで利用することができる。同氏によれば、AWSのクラウドサービスの提供に当たって重要なことは多数あるが、セキュリティーの担保と、さまざまな顧客の要求に応えられる柔軟性が特に大切だとした。

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