ドイツ・アウディ(Audi)は2019年4月15日、「上海モーターショー2019(Auto Shanghai 2019)」(開催期間:2019年4月16~25日)で、自動運転車のコンセプトカー「AI:ME」を発表した。レベル4の自動運転機能を有した電気自動車(EV)だ。ドライバーが運転できる機能も備えるが、主に都市部の移動で自動運転する際に乗員が車内でどう過ごすかということに重点を置いて開発した。

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自動運転車のコンセプトカー「AI:ME」
(撮影:日経Automotive)

 自動運転が普及した未来には、クルマのラインアップはセグメントごとではなく用途ごとの製品になると、同社は考える。2017年から同社が発表したコンセプトカーは、「AIcon」がレベル5の自動運転機能を搭載した長距離ドライブを主用途とし、「PB18 e-tron」はサーキットで思い切りレース走行を楽しむことを考えたものだった。そして今回発表したAI:MEが第3弾で、上海のような大都市での移動を主な用途とした。なお、第4弾は2019年9月の国際モーターショーで発表するという。

 自動運転車のコンセプトでは、自宅の居間にいるような室内にするためボックス型の車体が多くみられる。同社は「都市部での移動」を主な用途とすると、車体形状にダイナミックさが必要と考えたという。その上でAI:MEの開発は、アクセスしやすく、パーソナルスペースとして外部から切り離された空間であり、渋滞時でも車内にいることが苦痛にならず楽しめることを目標にした。

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