楽天は2019年2月25日(現地時間)、「MWC19 Barcelona」の同社ブースでメディア向け説明会を開催した。楽天モバイルネットワークCTOのタレック・アミン氏 が、10月に開始予定である携帯キャリア事業のネットワークに用いる装置やソフトウエアについて解説した。

28GHz帯に対応する5G用基地局を紹介するアミン氏
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 Wi-FiとLTEに対応するスモールセルは、今回のMWCで初めて披露した。楽天がデザインしたもので、米クアルコムのチップを使っている。「家庭にあるWi-Fi機器より安く作れる」(アミン氏)。28GHz帯の5Gに対応する小型基地局も初披露となる。こちらはクアルコムのチップセットを使い、楽天自身が開発した。「クアルコムのようなコンポーネントベンダーと一緒に取り組むことで、破壊的なコストで基地局を作ることを目指している」(アミン氏)。

楽天がMWC19で展示しているLTEとWi-Fiに対応するスモールセル
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 パケットコアやIMS、OSSといったLTEネットワークの機能を仮想化し、汎用サーバー上で稼働させる。サービスの自動化も図っている。仮想化によるメリットは、運用担当者を大幅に減らせることだという。この点に関してアミン氏は、携帯電話ネットワークの運用管理に使うスマホアプリ「Rakuten Destiny」を初披露した。OSSと連携しており、音声アシスタントを使って稼働中の基地局数や問題の有無、スピードテストの結果などを知ることができる。このアプリは1週間で開発したという。

Rakuten Destinyの画面
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 アミン氏は「ネットワークのデザインは2018年6月に開始した。そこからわずか8カ月で、従業員を対象としたテストをするまでに至った」と述べ、説明を締めくくった。