中国ファーウェイは2019年2月24日、スペイン・バルセロナで開かれる「MWC19」に先駆けてプレスカンファレンスを開催し、世界初の5G対応折りたたみスマートフォン「HUAWEI Mate X」などの新製品を発表した(写真1)。

写真1●スマートフォン「HUAWEI Mate X」
(撮影:山口 健太、以下同じ)
[画像のクリックで拡大表示]

ノッチなし、パンチホールなしの優位性をアピール

 発表会にはコンシューマー事業部門CEOのリチャード・ユー氏が登壇(写真2)。「パソコンよりも多くの時間をスマホを使って過ごすようになり、画面への没入感や通信性能など、スマホにより多くのことを求める人が増えている」というトレンドを指摘。世界初の5G対応折りたたみスマホとしてMate Xを発表した。

写真2●ファーウェイ コンシューマー事業部門CEOのリチャード・ユー氏
[画像のクリックで拡大表示]

 開いた状態では8型で、2480×2200ドットの有機ELディスプレーを搭載。折りたたんだ状態では前面が6.6型、背面にはカメラなどを搭載するため6.38型となる(写真3)。

写真3●Mate Xの画面サイズ
[画像のクリックで拡大表示]

 画面の表示領域は四角形で、ノッチやパンチホールがないことを強調。サムスン電子の折りたたみスマホ「Galaxy Fold」に対する優位性をアピールした(写真4)。

写真4●サムスン電子のスマホ「Galaxy Fold」との比較
[画像のクリックで拡大表示]

 開発において最も注力した部分として、折りたたみのヒンジを挙げた。100以上の部品から構成されており、ぴったりと折り重なる。厚さは、開いた状態では5.4ミリ、折りたたんだ状態でも11ミリに収まるという(写真5)。

写真5●折りたたんだ状態の厚さは11ミリ
[画像のクリックで拡大表示]

 折りたたみスマホの具体的な用途として、オフィスアプリでの生産性の高さや、エンターテインメント用途では没入感の高い体験を挙げた。画面を2つに分割したマルチタスクにも対応する(写真6)。

写真6●マルチタスクにより、メールに画像を添付する例
[画像のクリックで拡大表示]

 独ライカカメラ(Leica Camera)との共同開発によるカメラも搭載する。折りたたんだ状態ではカメラ側にも画面があることから、画面を見ながらの自撮りや、ポートレート撮影で自分の顔を確認できることをメリットとして挙げた(写真7)。

写真7●撮影中に自分の顔を確認できる
[画像のクリックで拡大表示]