2019年2月25日(現地時間)から28日まで、モバイル業界で世界最大級の展示会「MWC19 Barcelona」がスペイン・バルセロナで開催される。日本では2019年夏ごろにプレサービスが始まる5G(第5世代移動通信システム)関連機器や最新スマートフォンなど、多数の展示や講演が予定されている。

「MWC19 Barcelona」の会場
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 メイン会場の「Fira Gran Via」には、世界の携帯電話メーカーが一堂に会する。韓国のサムスン電子と中国の小米(シャオミ)は開幕前に新製品を発表済み。これらを含む最新のスマートフォンが展示会場をにぎやかすことになり、5G対応スマートフォンの登場が期待される。5Gインフラを構成するハードウエアやソフトウエアを手掛けるフィンランドのノキアやスウェーデンのエリクソン、NECなどもブースを構える。

 MWCは携帯電話事業者の業界団体である「GSMA(GSMアソシエーション)」が主催するイベントのため、世界の主要な事業者が集結。NTTは2018年同様、持ち株会社とドコモを中心にグループでブースを出展する。AI(人工知能)やIoT(インターネット・オブ・シングズ)を活用したデジタルトランスフォーメーションの先進事例、5Gにおけるビジネス協創の最新事例を紹介すると予告している。

 日本の携帯電話事業者では楽天も注目だ。三木谷浩史代表取締役会長兼社長は3日目の基調講演に登壇する。この基調講演には、楽天が構築中の携帯電話ネットワークのパートナー企業である米シスコシステムズ(Cisco Systems)のCEO(最高経営責任者)のほか、英アーム(Arm)のCEO、米スプリント(Sprint)のCEOとソフトバンク関連の企業もスピーカーに名を連ねる。基調講演のテーマは「The Next Generation」。そうそうたる顔ぶれの登壇者がどのような次世代の姿を描き出すのかが注目される。

 楽天はMWC19でブースも構える。2019年10月に開始予定の携帯電話サービスの概要がどこまで提示されるかも見どころだろう。