2019年7月19日まで札幌コンベンションセンターで開催された「札幌デジタルイノベーション 2019」(主催:日経BP)では、特別企画に女優の筧美和子さんが特別ゲストとして参加した。講師の野村総合研究所(NRI)の鈴木良介ICT・メディア産業コンサルティング部上級コンサルタントが紹介する様々な事例を通じて、AI(人工知能)の最新動向や可能性を来場者と共に学んだ。

女優の筧美和子さん
(撮影:渡辺 可緒理)
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 特別企画「筧美和子のAI学習塾~人工知能は我々の生活をどう変えるのか?!」では、デジタルイノベーションをけん引する人工知能(AI)などの技術に詳しいNRIの鈴木氏が、まずAIとは何かから話を切り出した。鈴木氏は「AIとは人間の認知・理解・判断を代行する仕組みだ」と説明した。

野村総合研究所の鈴木良介ICT・メディア産業コンサルティング部上級コンサルタント
(撮影:渡辺 可緒理)
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 具体例としてスマートフォンの音声認識AIを取り上げ、AIで相手を認識して声をかけるロボットを店頭に置いているラーメン店などを紹介した。筧さんが興味を示したのが、ハチたま(神奈川県藤沢市)製の「toletta」というスマート猫トイレだ。AIによる顔認識で一匹いっぴきの猫を区別する機能を備えている。

 筧さんは猫が好きで、「ぽんず」という名の猫を飼っているという。猫にストレスがかからないように、首輪にセンサーを付けて猫を区別のではなくAIで区別するtolettaを「猫にやさしい」と評した。

 鈴木氏は続けて、AIが既に生活の中で使われるようになっている事例を挙げた。具体的には訪日外国人向けに飲食店でメニューを簡単に注文できるようにするAIや、筧さんも利用しているという動画配信サービスの「Netflix」でサムネイルを作る際のAI活用法などを説明した。

 40分に及んだ学びの後、筧さんは「あまりAIには詳しくなかったのですが、分かりやすく楽しく教えていただきました。改めて、生活の中にAIがあって、どんどん進化していると感じました」とコメントし、特別企画を締めくくった。