IoTで攻めるロレアル、貼る皮膚pHセンサーを開発

2019/01/28 05:00
宇野 麻由子=日経 xTECH

 フランスの化粧品大手ロレアル(L'Oreal)は、皮膚のpHを調べるための皮膚に貼る使い捨て式センサーシステム「My Skin Track pH」を「CES 2019」(米ラスベガス、2019年1月8~11日)で展示した。微量の汗のpHによりセンサーの色が変化し、それをスマートフォンのアプリで読み取って判定する。2019年内に同社が提携する皮膚科医の一部に導入される予定で、将来的には一般消費者へ販売することを目指す。

ロレアルが展示した皮膚のpHセンサー
「My Skin Track pH」では、皮膚に貼るセンサーとスマートフォンアプリを連携させて使う
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 CMなどで「お肌は弱酸性」と喧伝(けんでん)されているように、皮膚のpHは皮膚の状態を表す目安となり、一般にpH4.5~5.5にある状態(pH7の中性に対してやや酸性より)が良いとされる。同社によれば、皮膚のpHがこの範囲から外れると、皮膚の炎症反応を引き起こし、乾燥や湿疹、アトピー性皮膚炎といったトラブルを招いたり、悪化させたりする可能性があるとする。こうならないように、まずは皮膚のpHを測定し、先手を打とうというわけだ。ただし、従来の皮膚のpH測定器は大掛かりだったため、病院や研究機関などに出向いて計測する必要があった。

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