フランス・ヴァレオ(Valeo)は、車室内向けの空気清浄機を開発した。「Valeo Oxy’Zen」と名付けたシステムで、車室内と車外の空気の状態をリアルタイムで監視する機能を備える(図1、2)。空気センサーで収集したデータはクラウドに蓄積し、大気汚染情報を提供するサービスへの展開を見据える。

図1 「Valeo Oxy’Zen」を搭載した試作車(出所:Valeo)
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図2 車室内の天井に空気清浄機を配置した
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 米ラスベガスで開催された展示会「CES 2019」(2019年1月8~11日)でデモンストレーションを披露した。スマートフォンの専用アプリを使い、遠隔から空気清浄機能を作動できる様子を見せた。アプリでは、ラスベガスだけでなく、米カリフォルニアやフランス・パリなどのリアルタイムの大気状況を確認できた。

 今回開発したシステムで特徴的なのが、“空気がきれいなルート”を案内する機能だ。「複数の車両に搭載した空気センサーや公共データから得られる情報から、道路ごとに大気の状態を把握できるようにした」(ヴァレオジャパンアジアリージョンサーマルシステム開発部開発部門長の能瀬敏光氏)という。

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