ドイツBeckhoff Automation(ベッコフオートメーション)は、産業用Ethernet規格「EtherCAT」の新仕様として、通信速度が1Gビット/秒の「EtherCAT G」および同10Gビット/秒の「同10G」を発表した。EtherCATは、同100Mビット/秒だった。通信速度の向上によって、多数の機器から成る制御システムの構築や、大容量のカメラ映像やセンサーデータなどの通信が可能になるという。産業用制御システムの展示会「SPS IPC Drives 2018」(2018年11月27~29日、ドイツ・ニュルンベルク)のプレスカンファレンスで明らかにした。

プレスカンファレンスで発表した「EtherCAT G」のロゴ
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 EtherCAT Gは物理層に1000BASE-T、同10Gは10GBASE-Tを用いる(EtherCATは100BASE-TX)。データリンク層以上のレイヤーは共通であり、EtherCAT G/同10GはEtherCATに対して上位互換性を持つ。例えば、EtherCAT Gのマスター/スレーブをEtherCATのネットワークに接続すると、EtherCATのマスター/スレーブとして機能する。

EtherCATとEtherCAT Gを組み合わせた例
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