産業用制御システムの展示会「SPS IPC Drives 2018」(2018年11月27~29日、ドイツ・ニュルンベルク)では、制御を担うコントローラーの“スマホ(スマートフォン)化”の兆しが鮮明に見られた。ここでのスマホ化とは、ハードウエアのコモディティー化によって価値の源泉がソフトウエア(アプリケーション)に移り、ユーザーは欲しいアプリケーションをインターネット上のマーケットプレイスから入手するようになるという意味である。

 コントローラーのスマホ化は、これまでも構想としては語られてきた。ここに来て、それを具現化しようとする企業が増えている。例えば、ドイツPhoenix Contact(フエニックス・コンタクト)は、同社のPLC(Programmable Logic Controller)製品群「PLCnext Technology」向けアプリケーションのマーケットプレイス「PLCnext Store」を開設した。

Phoenix Contactのブースでは新設のマーケットプレイスを訴求していた
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 従来、PLCはメーカー独自仕様のクローズドシステムであり、そのアプリケーションを開発できるのはメーカー自身やFA分野のシステムインテグレーター、ユーザーなどに限られていた。Phoenix Contactは、PLC向けアプリケーションを新設のマーケットプレイスで広く募るというのだ。

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