ルネサス エレクトロニクスは、産業用モーターやエアコン、洗濯機、パワーコンディショナー、ロボットなどのインバーター制御に向けて、32ビットCISCマイコンの新製品「RX66Tグループ」を発売した(ニュースリリース)。先月(2018年10月)に発表した、第3世代のRXコア「RXv3」(関連記事1)を集積する第1弾製品となる。

新製品と応用イメージ。ルネサスのイメージ
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 今回の新製品は、第1世代のRXコア「RXv1」を集積した「RX62T」(関連記事2)/「RX63T」(関連記事3関連記事4)の後継品に位置付けられている。RXv1コアで100MHzだった最大動作周波数はRXv3では160MHzに上がり、演算性能は2.5倍になったとする。RXv3集積のRX66Tを160MHzで稼働させた場合の演算性能は928Coremarkに達するという。同社はCPUコア性能向上で余裕が出た演算能力をAI推論処理(同社がいう、「e-AI(embedded Artificial Intelligence)」(関連記事5)に割り振ることで、モーターの異常検知を新製品で行えるようになるとしている。

既存の「RX63T」と新製品の「RX66T」の比較。ルネサスの表。
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