「将来のモビリティーへの我々のビジョンだ」。「ロサンゼルスモーターショー2018(2018 Los Angeles Auto Show)」(一般公開日:2018年11月30日~12月9日)において、ドイツBMWが世界初公開のコンセプトカーとして紹介したのが「Vision iNEXT」である(図1)。「イージーモード」と呼ぶ完全自動運転のモードと「ブーストモード」と呼ぶ人が運転するモードを備え、次世代の電動技術によって排出ガスゼロを実現する自家用のモビリティーだ。

図1 BMWが世界初公開したコンセプトカー「Vision iNEXT」
図1 BMWが世界初公開したコンセプトカー「Vision iNEXT」
完全自動運転と手動運転の両モードを備える次世代の自家用電気自動車。
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 運転席を示すものは、ステアリングホイールと二つのディスプレー、ペダル類といった数少ない要素だけ(図2)。完全自動運転のイージーモードでは、ステアリングホイールが少し引っ込み、ペダル類が収納され、ディスプレー表示は走行に関連する情報から乗員の関心のある場所や付近のイベントなどの情報に切り替わる。フロントシートのヘッドレストを後方に折りたたんで前席と後席の乗員が会話をしやすくすることも可能という。

図2 運転席周辺の様子
図2 運転席周辺の様子
ステアリングホイールと二つのディスプレー、アクセルペダルな運転操作のための要素を絞り込み、質の高い移動生活空間を目指した。
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 同社は「自動運転と先進ネットワークは、走行中に全く新しい体験と運転方法をもたらすことができる。そのため、電気だけを動力源とするVision iNEXTを、質の高い移動生活空間、自然な自分でくつろげる新しいお気に入りの場所としてデザインした」としている。

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