企業向け技術ソリューションの総合展示会「日経 xTECH EXPO 2018」(東京ビッグサイト)の最終日となる2018年10月19日、「5Gは誰のもの?総務省と3大キャリアが大いに語る」と題するパネルディスカッションが開催され、5G(第5世代移動通信システム)がもたらすインパクトと新市場の可能性が論じられた。3大キャリア(通信事業者)からはNTTドコモ執行役員 5Gイノベーション推進室長の中村武宏氏、KDDI技術統括本部 モバイル技術本部シニアディレクターの松永彰氏、ソフトバンク技術戦略統括 先端技術開発本部本部長の湧川隆次氏が登壇。電波行政を所管する総務省からは総合通信基盤局 電波部新世代移動通信システム推進室室長の中里学氏が参加した。モデレーターは日経エレクトロニクス編集長の加藤雅浩が務めた。

(撮影:菊池 一郎、以下同じ)
5Gのインパクトと新市場の可能性について、総務省、3大キャリアが持論を展開した(撮影:菊池 一郎、以下同じ)

 モデレーターからの「ユーザーが5Gに求める機能を提供するために、一番力を入れていることは何か」という質問に対して、キャリア各社はパートナーとの共創に力を入れていることを強調した。「あらゆる業界のパートナーと新たな利用シーンを創出する」(NTTドコモの中村氏)、「通信キャリアから価値共創パートナーになりたい」(KDDIの松永氏)、「5Gではキャリアは黒子になる。エンドユーザーの前にはサービスを提供する企業が立つことになる」(ソフトバンクの湧川氏)。そのための具体的な取り組みとして、NTTドコモの中村氏は5Gの技術検証環境を企業に無償提供する「5Gオープンパートナープログラム」、KDDIの松永氏は東京・虎ノ門に開設した5GおよびIoTのビジネス開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」を紹介した。

NTTドコモ執行役員5Gイノベーション推進室長の中村武宏氏

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