英Chirp(チャープ)社(ホームページ)は、音波や超音波に信号を重畳することでデータ通信する技術を、英Armのプライベートイベント「Arm TechCon 2018」(2018年10月16日~18日に米San Jose市で開催)で披露した。展示会のArmブースの一角で同技術のデモンストレーションを行ったほか、ChirpのChief Technology Officer(CTO)であるDaniel Jones氏が講演会でプレゼンテーションを行った(この記事の3ページ目に音波を使ったデータ通信デモの動画を用意)。

Daniel Jones氏。日経 xTECHが撮影
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 Chirpは10名程度の従業員のスタートアップ企業である。英Goldsmiths, University of Londonにおけるプロジェクトで開発された技術を商用化した。2016年に同技術をマイコン搭載機器などで活用するためのSDKの提供を開始した。英国の総合エネルギー企業であるEDF Energy社や米国のゲームソフトウエア企業であるActivision Blizzard社などでの採用実績を持つ。

 ブースでCTOのJones氏に話を聞いた。BluetoothやWiFi、NFCなど、電波を使った機器間通信手段は複数実用化されている。それにもかかわらず、「音波を使う必要があるのか」をまず質問した。同氏は次のように答えた。

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