FPGAメーカーである米Lattice Semiconductor社の日本法人「ラティスセミコンダクター」は、2018年10月11日に東京の本社で報道機関向け発表会を開催した。LatticeのAI処理の開発エコシステム「Lattice sensAIスタック」(以下、sensAI)を紹介し、デモンストレーションを見せた。ラティスは「CEATEC JAPAN 2018」(10月16日~19日に幕張メッセで開催)にブースを構え、sensAIなどを出品し、デモンストレーションを見せる。

説明に当たったのはラティスセミコンダクターの﨑田寛明氏(エリアテクニカルマネージャ)。日経 xTECHが撮影。スクリーンはラティスのスライド
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複数のデモを先行公開。日経 xTECHが撮影
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 世間でAIへの期待が高まる中、FPGAメーカーは、ニューラルネットワーク処理のアクセラレーターとしてFPGAをアピール機会が増えている。LatticeはAI処理の開発エコシステムであるsensAIを2018年5月に発表した(日本語ニュースリリース1)。同年9月にはsensAIを増強したという発表を行った(日本語ニュースリリース2)。

 同社は大手FPGAメーカーとは異なり、大規模なFPGAではなく、小規模で低消費電力なFPGAを得意とする。実際、低省電力が必須の携帯電話機やスマートフォンの多くの機種に採用されている。音声処理などをアプリケーションプロセッサーからオフロードすることで、電池寿命の延命に寄与しているという。AIでも基本的に同じ路線を採る。低消費電力を生かして常時稼働の推論処理を狙う。例えば、さまざまな機器の人感センサーで、推論処理を行い、人物検知などを低消費電力で行えるようにする。

メインのIC(図中右端のASIC/ASSP)から常時オン処理(この図ではニューラルネットワークを利用した処理)をFPGA(iCE40 UltraPlus)にオフロードして、システム全体の消費電力を抑える。ラティスのスライド
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